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日本画家

神戸智行(28回生)

太宰府天満宮に屏風奉納

神戸智行(28回生)

「恐れ多い。後世に伝えてもらえるのは光栄」。福岡県の太宰府天満宮に今月22日、金銀地に紅白の梅を描いた屏風(びょうぶ)「一瞬の永遠」を奉納した。

 同天満宮が第一線で活躍するアーティストを招いて作品制作をサポートするアートプログラムで、7人目の作家に選ばれ、今月から来年5月まで宝物殿で作品展も開かれる。

 屏風のモチーフは同天満宮の梅で、2年越しで取材を重ねた。東日本大震災が起きた今年3月11日も境内にいた。「いろいろな思いを込めた大事な作品になった」と語る。

 小生物、身近な自然を描く。「小さな生き物を通して、大きな世界を表すことができる」。極薄の和紙と絵具を何層も重ねる独特の技法にも磨きをかける。

 東京都新宿区の佐藤美術館でこのほど開いた個展では、立体作品やアニメーションも展示。「表現したいものが明快になってきた。自分のイメージを素直に見る人に伝えられるよう工夫したい」。

 岐阜市出身。神奈川県大和市在住の36歳。

(岐阜新聞 2011年12月28日掲載)