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愛知県立芸術大学 学芸員

浅井ゆき(32回生)

展覧会準備 「作家の発展につながる機会に」

浅井ゆき(32回生)

 「(愛知県立芸術大学は)これから世界に飛び出していくアーティストたちがいる場所。若い人たちと世界をつなぐ役割ができたら」と笑顔で話す。滋賀県立近代美術館で学芸員として2年間勤務し、昨年4月から愛知県立芸術大で働く。

 羽島郡笠松町出身。加納高美術科から名古屋芸術大へ進学。愛知県立芸術大大学院で油画を専攻した。油絵や版画で、主に食べ物をモチーフにした作品を制作してきた。
 卒業後、オーストラリアで1年間、IT企業に勤めながら暮らした。「アートの世界にいない人たちの考え方を知ることができた。付き合いの幅も広がった」と経験を語る。
 帰国後、再びアートの世界に身を置こうと学芸員の道に。今は9月から同大芸術資料館で始まる展覧会「アイチ・ジーン」の準備で多忙な日々を送っている。清須市と豊田市の美術館、同大芸術資料館の3カ所で、愛知ゆかりの作家や作品などを紹介する展覧会。「今を生きる作家の存在を多くの皆さんに深く知ってもらい、各作家の発展につながる機会となれば」と話す。
 岐阜市在住。31歳。

(岐阜新聞 2010年6月2日掲載)