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若手アーティスト
福井 直子(31回生)
多彩な材料で空間演出

福井直子(31回生)

油絵のキャンバスを中心に、周囲の壁や小道具を含めた空間演出を手掛ける。絵の具だけでなく、カッティングシートや木、布、ビーズなど多彩な材料を組み合わせ、テーマを表す。

「海」や「宇宙」などの壮大な世界から、「お姫さま」といったメルヘンチックなものまで表現の幅は広い。「自分が良いと思うこと、ものを自由に制作している。作品にわたし自身が凝縮されている」と話す。

山県市に生まれ、加納高校美術科を卒業。東京芸術大学・大学院で油絵を学び、2007(平成19)年春から創作活動に専念している。「子どものころから段ボールで何かをつくったり、編み物や裁縫が好きだった。今の活動はその延長。山に近いところで育ったからか、作品には必ず自然物が入ります」。

2月には名古屋市で若手アーティストの合同展に参加。「これまでやってきたことを地元の人に知ってもらういい機会になった」と振り返る。「アルバイトをしながらの制作活動は厳しいけど、これからも空間をつくり続けていきたい」。意欲は尽きない。東京都北区在住。33歳。

(岐阜新聞 2011年4月6日掲載)